中絶直後に妊娠。中絶のその後ちゃんと妊娠できるの?また直後に妊娠しても大丈夫?

中絶をした後に、妊娠は可能なのかということですが、結果から言うと可能です。しかし中絶をしたという現実をしっかりと受け止め、本当に妊娠をして良いのかどうかを見極めることが大切です。
中絶を何回も繰り返すと、それは子宮環境の大きな悪化につながり、不妊症につながりやすくなるので大きな注意が必要です。

中絶直後の妊娠は危険である

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中絶をした後というのは、体力が低下している、子宮頚管が開いているなどのことで感染症にかかりやすくなります。それゆえに、しっかりと衛生状態をよくしながら、体力を回復させていくことが大切です。
すぐに妊娠をしようと、性交渉をしてしまうと、傷が広がったり、感染症にかかってしまったりとリスクが多数発生していく可能性があり、それだけでなく、子宮に傷が出来ることで、その後妊娠したとしても、子宮に関するトラブルにつながりやすくなります。
心身を落ち着ける意味も込めて、中絶後すぐに妊娠を検討することはやめておいたほうが良いでしょう。

いつ頃から妊娠をして良いか・・・

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中絶手術を受けてからは、月経がくるまで基本的に性交渉はしないほうが良いです。月経が来て、体調が回復してきたら性交渉をしてもリスクは少なくなりますが、ここから数ヶ月間は避妊をしっかりと行い、妊娠をしていくべきではありません。
これは子宮に傷がついている場合、しっかりとした治療が必要であること、子宮頚管などに小さい傷がある場合、自然治癒をまたなければいけないからです。

基本的には、中絶後の定期健診の際に、医師に相談をすることが必要です。妊娠や性交渉に関しては個人差が大きく出てきます。手術の内容や、胎児の大きさ、妊娠週数によって母体に与える負担が変わり、中絶後に深く影響していきます。

パートナーが急かしてくる場合・・・

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中絶手術を受けた後、パートナーが性交渉を急かしてくるということはあまり考えられないですが、絶対にありえないわけではありません。このような場合決して一人で対処をしようとしてはいけません。

子宮が回復していない、感染症などのリスクがあることをしっかりと伝え、現実的に性交渉はできないことを明確に相手に説明していくことが必要です。これでも理解してもらえるず、性交渉を強要してくる場合には、身の安全を図っていくことが大切です。場合によってはDVと判断できる場合もあり、再度妊娠してしまうようなことがあれば、望まない妊娠として再び中絶をしなければいけない状況になりえます。
中絶を繰り返せば繰り返すほど、子宮の状態は悪くなりがちであり、妊娠をしたとしても子宮の耐久度が下がり破裂などにつながるリスクも出てきます。

その場だけの問題ではなく将来の「妊娠機能」の問題にも発展することを考え、パートナーと距離をおくことも大切になります。

中絶直後の妊娠は社会的批判をもらう可能性が高い

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中絶というのはやはり社会的に見て、命を左右するやりとりであり、決して安易に選んで良い選択肢ではないという考えがあります。

それゆえに中絶直後に妊娠をするということに対しては社会的批判を多くもらう可能性があります。
何のために中絶をしたのかを整理し、中絶という経験を活かしていく必要があります。医療側も、何度も中絶を経験している人に対しては、それなりに批判の目を向けてくることもあります。事情を聞かれること、場合によっては(問題等があると考えられた場合)違う機関を紹介されたり、つながりを作っていく必要が出てくる可能性もあります。

中絶直後は、身体的にも、社会的にも妊娠ができるような状態ではないということをしっかり理解しておく必要があります。直後の妊娠は考えるべきではありません。

まとめ

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中絶をしたばかりというのは、身体的な負担やダメージが残っている状態です。またそれにともなって免疫力が落ちているので、病気や怪我、障害などさまざまなリスクを持っている状態となります。
この状態で外部からの強い刺激になりえる性行為、または妊娠をするということは現実的ではありません。より多くのリスクを抱えてしまうことになります。

十分な自己観察および、体調の回復を図ったのち、医師に許可を得てから性行為、妊娠を視野に入れていくことが必要です。

パートナーが理解してくれない場合には、自分の身を守るためにも、誰かに相談し、場合によっては距離を置くことも必要です。パートナーに性交渉を強制されるようなことがあればこれは十分事件性を持ってくる状態であり、強姦などの犯罪として扱われることもあるでしょう。
中絶直後は、パートナーと協力をしながら、子どもを作ることをしっかりと考えていく時期、避妊について真剣に考えていく時期であり、同時に将来的な望む妊娠のための準備期間でもあります。
この時期を飛ばし、いきなり妊娠を考えるというのは身体的にも、社会的にもリスクや批判を抱える原因となります。